今年も出たキュンパスしかも2日間用も!

キュンパス2024

夏油高原スキー場はその名の通り、「豪雪」を謳う理由は、スキー場を囲む横岳、兎森山、オガラ森山、前塚見山の山々がくびれの部分になっているため、雪雲が集まりやすく、このスキー場周辺に雪を落とします。それに、ツリーランエリア内は、風による完璧なリセット状態になることが多く、降雪のない日でも高確率でパウダーが楽しめる他にはないスキー場です。

 パウダーは北海道と思われている方も多いかと思いますが、インバウンド需要の影響でニセコをはじめ、ルスツリゾートでも外国人スキーヤーがパウダーを求めて朝早くから列をなしてリフト待ちしています。しかしここ夏油高原スキー場は、非圧雪コースが豊富で、まだインバウンドは多くないので、十分にパウダーが楽しめる場所と言えます。

 さて昨年までのキュンパスは平日1日しか使えなかったため、日帰りの強硬プランでないと夏油高原スキー場まで来ることができなかったのですが、今年は何と2日間利用できるプランが加わったので、2日間パウダーを楽しむことができます。

東京発の東北新幹線始発に乗車し、北上駅まで3時間、駅から無料シャトルバスでスキー場まできて、スキー宅急便をセンターで受け取り、着替えてスキーを楽しみます。その日はセンターの各種リフト1日券付き宿泊プランを利用すれば

【パックdeお得】リフト1日券付き宿泊プラン〈1泊2食付き〉ミックスドミトリー 合計 12,400 円

18,000円 キュンパス
12,400円 リフト1日券付き宿泊プラン〈1泊2食付き〉
 6,400円 リフト1日券(大人)
 7,258円 スキー宅急便(往復)
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44,058円

スキー場ではパウダー専用のレンタルスキーも充実していますから、スキー宅急便で板を送るよりもブーツとウェア類を持参してレンタルを借りるのもよい方法かもしれません。

・利用期間 2025年2月13日(木)~3月13日(木)<土・日・祝を除く平日限定>
・発売価格 【1日間用】10,000円 【連続する2日間用】18,000円
・座席指定 【1日間用】2回まで 【連続する2日間用】4回まで
・購入方法 「えきねっと(Web)」限定発売

詳細はJR東日本のキュンパスをご覧ください。
是非、夏油高原スキー場に遊びに来てください。

参考
キュンパス https://www.jreast.co.jp/heijitsutabi/kyunpass/?_gl=1
夏油温泉スキー場レンタル https://www.getokogen.com/winter/02rental/index.html

キュンパスで行く夏油温泉スキー場日帰り計画

 岩手県の夏油温泉スキー場は、非圧雪コースを豊富に持つ国内でも数少ないスキー場です。このスキー場の特徴は、滑り手に必要な情報を常に発信しているところが素晴らしく、ライブカメラの情報やリフト運航状況に加えて、コース開放状況、その日のコンディションの詳細をパトロールが毎日更新しています。

 ぜひ行ってみたいスキー場なのですが、如何せん東京から岩手県までの距離が約500㎞、八王子に住んでいると約530㎞ほどあり、滞在をして滑るとなるとかなりの出費を覚悟しなければいけません。そのため、東京駅や大宮駅から新幹線を利用した利用計画が紹介されていますが、乗車券8,000円、指定席6,000円で片道14,000円、往復28,000円かかるのです。それに電車での移動ではスキーを一式手持ちで乗車できませんので、宅配便で送らなければいけなくなります。クロネコヤマトのオールインワンスキー宅急便を利用すると、往復で7,258円かかってしまいます。すると往復新幹線代とスキー宅急便代を合わせるだけで、35,000円もかかってしまうわけです。

 車で東京から夏油温泉スキー場まで行くとなると、高速料金が往復で約20,000円、ガソリン代が約15,000円、なので36,000円前後かかります。[ドラ割]ウィンターパス2024 夏油プラン(仙台発着)を利用すれば、高速料金が5000円ほど抑えられますが、それでも31,000円ほどかかります。もちろん複数人で行けば割り勘できますが、片道約6時間の長旅になります。

 これにセンターのスキーヤーズベッドを利用し、リフト券を購入すると3日間滑ると6万円を超えてくるわけです。この金額は北海道へスキーに行く料金と同額です。

 そこでJR東日本が2023年12月に発売したばかりの新商品、新幹線・特急列車などの自由席を含むフリーエリア内が1日乗り放題プランの「キュンパス」で考えてみました。利用エリアにJR東日本前線とありますから、東京駅から岩手県北上駅までは対象路線になります。販売期間は2024年1月14日(日)~2月29日(木)えきねっと限定で、利用開始日の1ヵ月前から14日前までの発売となります。従って設定期間は、2024年2月14日(水)~3月14日(木)平日限定という条件が付きますが、販売価格は10,000円です。キュンパスを使えば日帰りが条件になりますが、10,000円で東京から岩手県まで往復できるというわけです。

新幹線の利用に際しては以下の通りです。
06時04分 東京駅発
08時54分 北上駅着
09時10分 北上駅発(送迎バス)
10時00分 スキー場着

16時30分 スキー場発(送迎バス)
17時20分 北上駅着
18時15分 北上駅発(新幹線)
21時12分 東京駅着

 当然新幹線で行きますので、スキーは現地でレンタルします。夏油温泉スキー場は非圧雪エリアの深雪が売りなのでレンタルにもファットスキーがあります。新幹線に積み込むのは、スキーウェアにヘルメット、グローブ、ゴーグルそれにスキーブーツです。

 荷物を東京駅まで運ぶのは、在来線で東京駅まで行くのも良し、車で東京駅八重洲パーキングに駐車しても良いでしょう。東京駅八重洲パーキングを利用するときは、旅駐得々プランを活用すれば、1日5,000円で駐車ができます。

 キュンパスを利用し、北上駅から無料送迎バスで夏油温泉スキー場へ行き、スキー場で着替えて滑り始めます。残念ながらこのプランでは、朝一番のファーストトラックの乗車ができないことでしょうか。朝10時過ぎから、ファットスキーをレンタル(2回交換可)し、16時まで滑って、無料送迎バスで北上駅に向かいます。17時20分に北上駅に到着し、18時15分の新幹線で東京へ戻ります。21時過ぎには東京駅に到着します。東京駅をベースに在来線を利用すれば、シニア券(3,500円早割)を利用すれば、19,300円で夏油温泉スキー場の非圧雪を体験することができます。これはお得なプランかもしれません。

 今季は3月14日までしかキュンパスが使えませんが、来年もこのサービスが続くことを期待したいと思います。

旅駐得々プラン           5,000円
キュンパス            10,000円
リフト券(早割シニア券)      3,500円
レンタルスキー(パウダー用)    4,600円
レンタルストック(パウダー用)   1,200円
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東京八重洲パーキング利用の場合、 24,300円
大宮駅駐車場を利用した場合    20,500円
電車で利用した場合        19,300円

キュンパス https://www.jreast.co.jp/heijitsutabi/kyunpass/
旅駐得々プラン https://parking.yaechika.com/parking_tabichu.html
夏油温泉スキー場レンタル https://www.getokogen.com/winter/02rental/index.html