寒冷地仕様の靴

 私たちがスキーに行くときは、車で移動することが多いです。都心部から冬山用の登山靴を履いて移動される方もいるかもしれませんが、車の室内は非常に暖かく、こうした冬山用の靴は足の中が蒸れてしまうことがよくあります。車の中では車の操縦に支障のない、どちらかと言えば動きやすいカジュアルなシューズを履き、とは言え、降雪地に入って給油や休憩をするときは、車から降りるとき足を滑らせたくはないのが正直なところです。

 私は車の中で使うシューズは可動域がありカジュアルなものを選び、ひとたび凍結や降雪場所に出るときは、滑らないシューズを選んでいます。豪雪地帯に入り、雪が膝まで積もっているときなどは、車に予備の滑らない長靴を用意しておき、宿に駐車した車の雪下ろしなどにも活用しています。

 私はMERRELL(メレル)のCOLDPACK ICE+ MOC WATERPROOFを愛用しています。

WINTER SERIES
COLDPACK ICE+ MOC WATERPROOF
コールドパック アイスプラス モック ウォータープルーフ[メンズ]
型番: 49821_4522552163607
価格: ¥20,900(税込)

MERRELL(メレル)は、アメリカ合衆国ミシガン州ケント郡ロックフォードに本社を置くアウトドアブランドメーカーで、イタリアのソールメーカーであるVibram(ヴィブラム)社とMERRELLが2016年に滑りやすい凍結路面において、特殊なゴムの配合と緻密なアウトソールパターンにより優れたウィンターパフォーマンスグリップを発揮するMERRELLのVIBRAM  ARTCTIC GRIP(ビブラムアークティックグリップ)を開発しました。

VIBRAM ARCTIC GRIPは、ウェットアイスのために特別に設計され、冷たい路面、氷の上、雪の上でもグリップ力を向上させます。0℃に近づくと白から青に変化するサーモクロマティックラグが機能します。

私は普段ラストが3Eのシューズを履いているのですが、MERRELLは2Eなので0.5㎝アップかワンサイズ上げて履くと良いでしょう。実際に直営店に出向いて履き比べるのが一番安心です。

氷や雪の上でも滑らないシューズは他にもあります。

北海道に本社のある株式会社ミツウマのノースハイパーNo.887です。

靴幅: 3E
メイン素材: 合皮
表地: 合繊
■ワイズ:3E
■防水:靴底から4cm防水
■防滑:滑りにくい靴底で冬道にも対応
内寸:100mm
総丈:130mm
重量:約400g(片足26.0cmの場合)

こちらはラストが3Eで、防滑意匠ソールが施してあるので、安心できます。

さて豪雪地帯の宿舎に到着し、氷の上や降雪の中を歩いたり、車の雪卸しをするときは、滑らない長靴を車に積んでおくことを良いですね。

お勧めは株式会社ミツウマの長靴で、用途に合わせて用意しておくと良いでしょう。2022-2023カタログからご覧ください。

  • スマックNo.2031MU (大型・防滑ソール)
  • スマックNo.2020MU (防滑ソール)
  • フリスクライトNo.2038MUCE (軽量・大型・セラミックソール)
  • キャラウェイNo.2080MUCE (セラミックソール)
  • ネプトンNo.2090MUCE (セラミックソール)
  • ウインタースペックNo.2050MUCE (軽量・大型・インナーソックス・セラミックソール)

他にもダンロップモータースポーツのドルマンG326もお勧めです。

【ダンロップモータースポーツ】ドルマンG326
品番 BG326
価格 ¥8,800(税込)

紳士用防寒長靴で、軽量のインナー付きで、防寒裏地はフリース+ウレタンインナーソックスのダブル防寒なので暖かさを求めるのであれば、こちらがお勧めです。