スバル純正ウインターブレードへ交換

BS9のアウトバックのワイパーはU字クリップで固定するフラットブレードのエアロフォルムを採用したワイパーだったのですが、BT5では、ワンプッシュの差し込み式になったため、取替作業が非常に楽になりました。

雪山に入るとき、降雪に遭遇すると通常のワイパーだとブレードが凍結し、ゴムがフロントガラスに密着しなくなります。ウインターブレードはワイパーブレードの金具部分がゴムで覆われているため、凍結しにくいのが特徴です。

BT5のアウトバックの純正ウインターブレードは以下の通りです。

WINTER BLADE 650
【部品番号】H6577FL000(運転席)¥6,600
【部品番号】H6577SJ020(助手席)   ¥2,600
【部品番号】X3H6577AG100(リア) ¥5,000

宿泊場所の駐車場が屋外の場合、降雪の影響でフロントガラスが凍ってしまうと、氷が溶けるまでアイサイトXが使えなくなることがあります。こんなときは、純正のSAAフロントガラスクリアビューカバーをかぶせておけば、安心です。

SAAフロントガラスクリアビューカバー
【部品番号】SAA3110010(ノーマル)¥4,950

 

ICE ZERO ASIMMETRICO™

5年間4BA-BS9のアウトバックで冬場に17インチホイール225/65R17のピレリICE ASIMMETRICOを使ってきたのですが、4BA-BT5に乗り換えたら17インチホイールが使えないという事で、新たに225/60R18のスタッドレスタイヤを探さなくてはいけなくなりました。履き替えを前提に考えると、18インチのホイールにスタッドレスタイヤを新調するとかなり高額になるのと、ホイール付きのタイヤを駐車場からベランダ迄運ぶのが体力的に厳しくなってきたので、まずは純正のALENZA H/L33を新品の内に外し、オールシーズンタイヤを考えたのですが、やはりアイスバーンへの耐性がかなり低いので諦め、1年中使えるアイスバーンに強いスタッドレスタイヤを探すことにしました。

もともとピレリのスタッドレスタイヤとアウトバックの愛称は非常によく、アイスバーンでブレーキを踏んでも前後左右に非常ンバランスの良い車なのでスピンすることはありません。滑り始めもしっかりと感じ取れるので、むしろ限界まで耐えるタイヤより安心感が持てます。それで今回は225/60R18のピレリICE ASIMMETRICOか、新製品のICE ZERO ASIMMETRICOにするか選択することにしました。ICE ASIMMETRICO PLUSは残念ながら17インチしかないので選択外になりました。

価格は従来品が10,000円/本前後で、新製品が最安値で15,000円/本前後で、ピレリのスタッドレスタイヤは、HPを見てもらうとわかるんですが、気温が低い低温時でも的確にグリップする性能を有するだけでなく、経年劣化を抑えた仕立てとなっているのも売りのひとつで、あまりスタッドレスタイヤを使用しない非降雪地帯のユーザーも安心して数年使用できるよう考えられているようです。実際に夏場にかけて使ってみましたが、サマータイヤに比べるとマイルドな感じはしますが、路面のフィーリングはしっかりと伝わってきますし、悪くありませんでした。

新型と従来品の差は、数値で言うと、アイス路面でのグリップ力は従来モデルより+5%、トラクション性能は12%ほどアップしているとのこと。過酷な冬の路面ではこの数値の違いはかなり大きいかもしれません。

最初はオールシーズンタイヤも考えたのですが、アイスバーンには弱いことが指摘されていましたので、アイスバーンに強くオールシーズン履けるタイヤとして、ICE ZERO ASIMMETRICOを選びました。