S‑B‑B認定整備技術者セミナー2026東京会場

Memo

本日、恒例の S‑B‑B認定整備技術者セミナー2026東京会場を受講してきました。平日ということもあり受講者が比較的少なく、ワークショップもしっかりと体験することができました。

ご存じの方も多いと思いますが、S‑B‑B認定整備技術者セミナーは、スキー板・ビンディング・ブーツを安全に正しく取り付け・調整するための専門技術を学ぶプロ向け講習です。主催は日本スキー産業振興協会(JSP)。国際規格 ISO 11088 に基づき、5つの個人データを組み合わせて適正な解放値(DIN値)を算出する方法や、ブーツ規格の違い、ビンディングの構造、正しい「前圧」調整などを座学と実習で学びます。近年はブーツ規格が多様化しているため、メーカーの方々から最新情報を直接聞ける貴重な機会でもあります。

スキーのビンディングは、転倒時に足を守るために一定の負荷でブーツが外れる「解放機構」を備えています。しかし、解放値がズレていたり前圧が正しく調整されていないと、外れるべき時に外れない/滑走中に突然外れるといった重大事故につながります。友人からスキーを譲り受けた場合や、ブーツだけ買い替えた場合に、自分でビンディングを触るのは非常に危険です。必ずISO 11088に基づいたプロの技術者に調整してもらうと良いでしょう。

この国際規格があることで、世界中どのショップでも同じ安全基準で調整が行われ、万が一の事故時に「滑走者」と「ショップ(技術者)」の責任範囲を明確にする役割も果たしています。

毎年、全国の会場でワークショップを開催してくださる協会の皆様には、シーズン前の忙しい時期にもかかわらず準備・運営いただき、心より感謝申し上げます。

日本スポーツ産業振興協会
https://ski-jsp.jp/summary.html